「真の豊かさ」について R3.12山形県議会予算質問①
※県議会議員として予算質問した内容の通告文を掲載します。実際の質問とは若干異なります
自由民主党の矢吹栄修です。今回は、ちょっと時代を変えて、戦国武将伊達政宗の晩年の漢詩ではじめたいと思います。
「馬上少年過ぐ 世平らかにして白髪多し 残躯天の赦す所 楽しまずして是を如何にせん」
戦場に馬を走らせた青春の日々は過ぎ、今は太平の世となり俺の髪はすっかり白くなった。生き残ったこの身をどう処しても天は赦してくれるだろう。楽しまないでどうするというのだ。
私の座右の銘は高杉晋作の辞世の句「おもしろきこともなき世をおもしろく」ですが、かぶき者の高杉と伊達男の伊達政宗は、その諧謔において相通ずるものがあるようです。波瀾万丈の人生を楽しみ尽くした政宗ならではの漢詩と思います。
まさに今、コロナ禍という有事ですが、そこから復興するには悲壮感や消極性ではなく、この世を楽しむという楽天性や積極性、つまりはワクワクするような感覚こそ明るい未来を引き寄せると考えます。本日は、「わくわく感」をテーマに、楽しい面白い質問にしたいと思いますので、よろしくお願いします。