④急傾斜地 北目地区(天童市)(2013.5.21)(2)この度、一期四年を過ぎ、様々な勉強を重ね、アイディアをためてきましたが、二期目に挑戦することを決意した現在、今後に向けて現在考えている施策を、各分野ごとに書いていきたいと思います。

最初に、住環境整備について、「都市を創っていこう!」という目出しで述べたいと思います。

天童は、都市計画によって発展してきた市です。しっかりと住宅や商業地として開発する土地と、開発をしないで農地として活用する土地を分け、将来にわたって道路をどう切るか、ということも視野に入れて都市計画道路を引いて、そうした都市計画に基づいて、「ふんどしまち」などといわれた縦長の都市を、四角の面的な都市へと発展させてきました。

これは、正しい方針だと思いますし、この都市計画区域をもうけて開発することで、国から有利な補助を受けられるという利点もあります。そのかわり、都市計画区域の外、調整区域での開発、住宅や商店の立地にはハードルが高いため、なかなか開発できないという側面があります。東根市あたりはこうしたものがないため、ある程度自由に開発できる部分があり、ここ十数年の開発の進み方が早かったのにはそういった要因もありました。

しかし私は、こうした都市計画に基づく開発というものが、十年後二十年後を視野に置けば、正しいと思っています。ですから、しっかりと都市計画を立てて、今後のまちづくりに臨むべきと考えます。

芳賀の土地区画整理は、まさにこの好例です。計画的な人口維持と地域活力の創出という意味で、非常に成功しています。この事業に関して、完遂を見るまで全力投球していきます。

同時に、ポスト芳賀というものも考えていかねばなりません。こういった大規模な都市計画事業は、足かけ20年もかかるのが普通です。将来に向けて、ポスト芳賀の都市計画を立案しておくことは、重要です。

個人的には、県の総合運動公園の南側の土地が有用なのではないかと考えています。

私の夢としては、大学を誘致し、スポーツ施設も近在にある学園都市と住居の供給という都市計画構想で進んでいきたいなあと思っています。

次に、そうした大規模な開発に対して、もう少し近未来的なことを考えますと、各地域におけるミニ団地などの開発が重要です。

天童でも中心部と周辺部の人口増減の格差が出てくるのは避けられませんが、それでも、小学校区単位で人口を維持し、地域を維持しなければ、天童全体の未来がありません。現在でも小規模な開発が行われて売り出されるミニ団地は、例え周辺部でもすごく売れ行きがいい状態です。各地においてこうしたミニ団地をつくるのが有効でしょう。

しかし、ここでも問題となるのが、先ほどの開発できる土地と開発できない土地があることで、天童ではその線引きが非常にギリギリの線を引いていることがハードルになっています。例で言えば、バイパスの西側には商店があるのに、バイパスを一本渡るとそこは開発できていない、とか、自分の息子さんの家を自分の農地に建てたくても、建てられないなどといった事態が起きています。

こうしたことに対応し、もうちょっとバイパスの東側や各地域の開発調整区域の線引きを拡張、あるいはもっとゆるくして、開発しやすくし(もちろん農地からの転用も必要ですが)、各地域にミニ団地をつくっていく構想を、近々に進めていきたいと思っています。

さらに、こうした土地開発を進めていく先には、都市計画道路をしっかりと結び、拡張などを求められている道路整備、橋の整備などをしっかりと進めます。

乱川から山形空港に抜ける道は、県道としてH29ころから事業着手することが決まっていますし、都市計画が進めば、つなげなければいけない道路がまだまだあります。これは着実に進めなければなりません。

また、河川の整備や急傾斜地の土留めなど、安心安全な「天童の強靱化」も必須です。

こうした事業に邁進していきたいと思っていますが、そのためにも建設業界の諸問題の解決が大事だと、昨年度、建設常任委員長を拝命して痛感しました。

なんといっても建設業界に人材が極端に足りなくなっている。また、仕事がしやすい時期に仕事ができない発注の平準化の問題。さらには入札制度の問題。さらには、公共事業費の極端な減少によって設備投資や人材確保ができない問題。

少し専門的になるのでこれ以上は書きませんが、こうした公共事業や建設業界の問題を解決しないと、地域を支える建設業界が衰退し、それは地域の衰退につながります。

こうした問題にも突っ込み、今後とも天童の住環境整備に邁進していきます。