干布での現場調査二年ほど前から、地域の方からの要望を受けて、干布地区原町にある県道の歩道を拡張する事業が、いよいよ実施に到ります。数百メートルずつ、二年ほどで完成の予定です。

この県道の脇には用水路が通っており、これにフタをかけて歩道を拡張できないか、というのが長年の地域の課題でした。

というのも、用水路がむき出しで、水量が多いときや冬季にはこれに落下すると危険だということ。実際に事故死された方もいらっしゃいました。また、冬になると、用水路脇の歩道に非常に狭い場所があるため、除雪車が入れない部分もあり、通学路にもなっている歩道としては、非常に不便・危険だという課題がありました。

そこで、県の職員さんから現地に来てもらい、地域の方々と状況を説明、用水路にフタをかけて歩道を拡張する事業を要望しました。

用水路は農業用水で土地改良区の持ち物となっていたため、そこに県の事業が入ることへの折衝や、地域住民の方々の賛成、そして、電柱を民地に入れる協力をもらった上で、電力会社やNTTなどに折衝してもらって、事業実現にこぎ着けました。

予算付けやそうした折衝もあって、少し時間がかかってしまい、しかも工事の完成にはまだ少し時間がかかるわけですが、これによって、通学や落下防止などへの安全が確保され、住民の皆さんの利便性が向上すればと思います。

ただ、この用水路は、大雨の際にあふれてしまうことがあり、そこにフタをかけるとなると、その場合の対策が求められる、という課題が残ります。

上流の方から、大雨の際には他の水路を切って水を別に流す、などの対策を、市と協力しながら今後進めていきます。